二重窓やサッシにはどんなガラスがあるの?
住み良いお家へリフォーム!
ひかり住建横浜 戸塚の坂本です。
前回ブログでお伝えしたのは、
『二重窓には種類があります❗️』という事でしたが
今回はガラスは目的別で使われていて、様々な種類がある事を。
たくさんあるガラスの中から、
皆さまのガラス選びのお手伝いをしていこうかと思います。
ところで、ガラス・・・
今まで何枚のガラスを選んだ事がありますか?
今までにそんなに何度もガラスの事を検討された事のある方は居ないと思います。
このブログをお読みになっている方は、
これから選ぶ、
また何を選んだらいいのだろう?と、お考えの方もいらっしゃると思います。
そんなガラス初心者さんへ、
いくつか種類を紹介していこうかと
①ペアガラス
断熱性能の高い二重窓に使うガラスとしては、断熱性の高いペアガラスが挙げられます。
一般的なペアガラスはガラス部分を二重に重ねたもので、
2枚のガラスの間に空気の層を挟んだものです。
この空気の層によって、通常のガラスに比べ約2倍の断熱性能があります。
●空気層の種類 (空気・アルゴンガス・クリプトンガス・真空‼)
そしてペアガラスには空気の層にがあり断熱されますが、
中にアルゴンガス・クリプトンガスを封入したものは、さらに高い断熱効果が期待できるとされています。
中には真空の層を作ったガラスもあります。
●ガラスの種類
Low-E複層ガラスという高性能な断熱エコガラスがあります。
ガラスの表面をLow-Eという特殊金属でコーティングしたもので、
貼る向きを内向き、外向きにすることで、
熱を吸収・反射してくれる特徴があり、
夏の暑さを和らげ、冬の暖房効率を上げてくれます。
一般的なガラスに比べ3~倍の断熱性能があるとされています。
寒~い冬には、これら断熱性能の高いガラス・ガス封入されたLow-E複層ガラスを組み合わせると暖かくお過ごししただけるでしょう。
また夏の暑ーい日差しを遮熱する Low-E複層ガラスには遮熱機能があるタイプもあります。
日光による温度の上昇を抑えたい場合は遮熱タイプのガラスを選ぶと良いです。
紫外線カットの効果を併せ持つものもあり、強い日差しにさらされる部屋などで役立つガラスです。
断熱性能と遮熱性能を兼ねたこのガラスは、一年を通して活躍が期待できるます。
日当たりにいよって、ガラスの種類を変えて交換するのも良いかもしれません。
②防音ガラス
防音性能の高い二重窓 防音性能を求める場合、
防音合わせガラスが向いています。二枚のガラスの間に防音フィルムを挟んだもので、高い防音性能が期待できます。
空気の層があり、防音フィルムがあるものの、
音の振動はガラスを共鳴させて音を伝えてしまうことがあります。
防音合わせガラスは、商品によって効果的な周波数が異なる場合があるので、悩まされている音がどのようなものかご相談いただいた上で、
リフォームする商品を決定すると良いかと思われます。
③防犯ガラス
防犯性能の高い二重窓ですが、
防犯性能をさらに高めるには、防犯合わせガラスが効果的です。
ガラスの打ち破りに抵抗するために特殊な中間膜を挟みこんだ合わせガラスです。
有事の際には割られるまでに長い時間を要するということで防犯性能の高いガラスとなっています。
一定以上の高い防犯性能が保証されたものにはCPマークという印が貼り付けられています。
※「防犯」を意味するCrime Prevention の頭文字CPを図案化したものです。
警察庁による侵入犯に対する調査をもとに建物に対する侵入に5分以上かかると大多数が諦めて他の家を狙うとの結果に基き、様々な侵入攻撃に対して5分間以上防御することができるか実際に試験しクリアしたものだけに使用が許されるマークがCPマークです。
家の防犯性能をしっかりと高めたい方はCPマーク付きの窓を検討すると良いでしょう。
マンションでもできる二重窓のリフォームは?
マンションの場合、一般的に窓自体を変えるリフォームはできないとされています。
何故かというと、これは窓は住民全体の「共有部分」とみなされているためです。
しかし、マンションでも二重窓にする方法が2つあります。
ひとつめは内窓を追加する!
今ある窓の内側に、内装として内窓を付ける方法です。
これは一般に共有部分ではなく個人の「専有部分」のリフォームとみなされており、個人の意向でリフォーム可能とされています。
ただ、マンションによっては管理規約でこのようなリフォーム自体を禁止している場合もあるため、事前の確認が必要です。
ふたつめは管理組合の承諾を得る‼
基本的には禁止されている窓のリフォームですが、
改良としての目的であったり、ガラス部分のみの交換であったりすれば許可される可能性があります。
標準管理規約では個人でのサッシ交換も可能に・・・!?
2004年に改正されたマンション標準管理規約
(多くのマンションで管理規約のひな型とされています)では、
各区分所有者の負担・責任において実施することも細則として定めることができる、
としています。
マンション標準管理規約22条(窓ガラス等の改良)の第2項 区分所有者は、
管理組合が前項の工事を速やかに実施できない場合には、あらかじめ理事長に申請して書面による承認を受けることにより、当該工事を各当該区分所有者の責任と負担において実施することができる。
【同コメント】 第2項は、開口部の改良工事については、
治安上の問題を踏まえた防犯性能の向上や、結露から発生したカビやダニによるいわゆるシックハウス問題を改善するための断熱性の向上等、一棟全戸ではなく一部の住戸において緊急かつ重大な必要性が生じる場合もあり得ることに鑑み、
計画修繕によりただちに開口部の改良を行うことが困難な場合には、
専有部分の修繕等における手続と同様の手続により、
各区分所有者の責任と負担において工事を行うことができるよう規定したものである。
とされています。
思い通りには行いづらいマンションのリフォームですが、
管理組合や業者と相談することでいくらかアイデアを実現できる可能性はあります。
まとめ
二重窓や内窓を作るリフォームは防音や断熱などの性能を高める効果が期待できます。
毎日の暮らしに求める快適さは、
静かな環境音、体に感じる室温で大きく現状から変える事ができると思います。
またその一方、デメリットとして窓の開け閉め、掃除の手間が増えることも併せ持っています。
ご自身、ご家族の何を重要視しているのか?
生活スタイルに合っているのか?
よくよく話し合い相談をしてください。
よし、なんとなくイメージついた!またよくわからないな~詳しく話したい、相談したい。
となりましたら、
お気軽に弊社ひかり住建へご連絡ください。
横浜本社 坂本でした。 弊社ひかり住建はお客様に寄り添い、 信頼して頂く事で、 長いお付き合いが出来たらと考え、 日々施工、営業に勤しんでおります。 横浜・戸塚を中心に皆さまのリフォームなど、 お家の事をなんでもお手伝い! 株式会社ひかり住建 お家の事で気になる事がありましたら こちらから 👇お見積り、お問い合わせ下さい 👇
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